胎便吸引症候群で次男がNICUに入った時の話④
夫が退室した後、少しの間陣痛に1人で耐えていました。
だんだん感覚が短くなり、10時頃には、3分間隔で陣痛がやってきていました…。
時々来てくれていた助産師さんに、
「学生さんは、まだでしょうか!?」
としきりに聞いていました。
多分助産師さんは、10分〜15分付き添い、
5〜10分空けて…位の短いスパンで、
頻回に来てくれていたんだと思いますが、
痛みと助産師さんが時折いなくなる不安で、
ずっといてくれる学生さんを切望していました。
支えてくれていた助産師さんすみません。
30分ほどして、学生さんに交代。
そして付き添いの教員の先生までいるという豪華な布陣。
この頃は、2分間隔で、陣痛がきていました。
私は先ほどあれだけ寒気があったのに、
痛みに耐えるために体は、汗だくでした。
もうこの頃から時間の感覚は、ありません。
ずーっと助産師学生さんが腰をさすってくれて、
先生も横から励ましてくれたり、呼吸法を教えてくれました。
流石にこんなに痛いなら、もう結構子宮口開いてるでしょ!!!と思い、
内診を依頼すると、
「まだ、4センチだね」
と助産師さんに言われ、
(えー!!!!!!!!!!2分間隔で4センチ!?!?!?
体力持たないって!!!!!!開くまでどんだけ痛いのよ!!!!)
と思い、一気に絶望感が溢れましたね。
「まだこれから痛みの段階は数段アップするよー。」
と言われ、
(うそやろ…長男の時こんなにいたかったっけ?)
って思いながら耐えてました。
2分間隔の陣痛を耐えるのに必死で、
ずーっと一生懸命腰をさすってくれた助産師学生に救われながら耐えていたら、
先生が途中で退室。
そりゃ実習生が他にもいるから当たり前だよね。
と今は思いますが、そんな余裕もなく、
実習生さんはいてくれるだね!!ありがとう!!!
できるだけどこにも行かないでーーー!!!
と思ってました。
そして、痛みに耐えている時に、
不意に実習生さんが、
「痛い時にすみません。
次陣痛が治ったら、陣痛の合間に体温を測ってもらえませんか?」
と声をかけられました。
もう、めっちゃ痛いけど、腰をさすってくれてるあなたのお願いならなんでも聞いちゃう!
と神様のように崇めてました(笑)
軽い気持ちで、痛いのを我慢しながら、
体温を測るとなんと、
「38.8度」
この時、痛みを我慢するのに汗をかいていたし、
もともと妊娠前でも、平熱が36.8〜37.5度まで
日内変動するので、
めちゃめちゃ動いてたからそのせいかなぁ?と私は楽観視してました。
しかし、
助産師学生さんは、落ち着いた様子で、
「すみません。助産師さんに報告してきますね。」
と、一旦退室。
その言葉を聞いて、
(えーーーーーーー!!!!
仕方ないけど、この痛みに1人で耐えれるかな:(;゙゚’ω゚’):
お願い!早く帰ってきて!!!)
と思いました。
体感的には長かったですが、
多分時間的にはすぐに助産師さんがやってきて、
再度体温測定をされました。
また、測ってと言われたので、
もともと体温高めなんだよー!!って内心思いました笑
でも伝える元気もなく、再度検温すると、
「39.0度」
自分でも高いなぁと思いながら、
特に風邪症状や体のだるさもなかったので、
完全に陣痛のせいだと思っていたら、
助産師さんが、体温計をみてすぐに退室。
その直後、学生さんが戻ってきてくれて、
思わず、
「きてくれてありがとう!!!」
と言いました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ホントに神に見えました。



