がん患者のリアル治療費
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2022年 がんを発症した際の実際の治療費の自己負担額

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僕が、血液がんになったときの実際の治療費の自己負担額を具体的に紹介します!

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 実際にがんになった時の治療費や内訳が知りたい人
  • 医療費以外にかかる金額を知りたい人

医療費の目安については、さまざまなサイトで紹介されていますが、実際の治療費についてはあまり触れられていないことも…。

医療費や食費や検査費用について、医療機関の領収書を元に作成しました。

2022年1月~3月の治療費

1月の医療費 (窓口支払い合計:12万6070円

合計10万超えました!お財布もびっくりですね。

まず、がんが発覚した経緯ですが、ずっと体調が悪く、年末からC病院を受診していました。しかし、医師は、風邪薬や抗生物質が効かず、リンパの腫れもおかしいため、B病院への紹介状を書いてくれました。そして、B病院で精密検査をしてもらうと、「血液がんの可能性があるため、うちの病院ではみることができませんので、A病院を紹介します」とA病院をその日のうちに受診することとなりました。

A病院では、検査をした後、血液がんの可能性が非常に高いため、即入院し、抗がん剤治療を始めました。

また、血液がんの種類によっては、骨髄移植が必要となる説明を受けました。がん治療をしていく都合上、薬の効果で体の免疫が低下していきます。その時に、むし歯があるとむし歯菌に体がやられてします。それを防ぐために、歯科検診を行いました。そのため、歯科の費用が入っています。

僕は幸いなことに半年ほど前に、妻の助言で久々に歯医者にいき、健康な時にむし歯を治療していたため、歯科検診では問題なく、すぐに治療へと取り掛かることができました。

1月分は、入院費の詳細をお伝えします。

1月 30日間の入院  入院費合計10万6,550円

入院費自己負担額:5万7600円(限度額適用認定証使用:区分エ)

入院中の食費:4万480円 

診断書代:8,470円

でした!

これは、限度額適用認定証を使用していますので、

高額療養費制度を使用しての自己負担です。

返金はないため、そのまま1月の本当の自己負担額は、12万6070円!となります。

民間保険や会社に特別な互助制度でもなければ、すぐに補助はありません。(医療費控除を来年度受けることはできます)

すべて自己負担となります。

幸い妻が僕を保険に入れてくれていたため、保険金が下りそこから支払うことができました。

小さい子供がいる世帯は、いざという時に貯金もしくは保険で対応できるように想定しておいたほうが良いと思います。

2月の医療費 (窓口支払い合計:15万5590円

2月はたった3日の入院でした。なぜなら、1月から2月まで月をまたいで入院したからです。その3日間で限度額の入院費5万7,600円を支払わなければなりません。治療のため仕方ありません。

2月 3日間の入院  入院費合計6万820円

入院費自己負担額:5万7600円(限度額適用認定証使用:区分エ)

入院中の食費:3,220円

そして、1か月の入院を経て、無事に退院することができました。しかし、週1回の診察は必要となり、退院後1回目の通院で、病院2万5080円、薬代5万7600円(限度額)を支払いました。妻が薬局に薬を取りに行ってくれましたが、薬代の高さに驚き、薬局の会計で「クレジットカード使えますか?」と大慌てで聞いたそうです。その薬局では無事、使えたそうです。

薬代は限度額まできているため、毎週薬が出ていましたが、窓口負担はありませんでした。

2回目と3回目の診察は、検査のみの様子を見るためだったらしく、検査代のみかかっていました。

高額療養費制度では、一時的に負担は必要ですが、外来とその外来で処方された薬代は、たしか、僕の場合は自己負担額(区分エ)である5万7600円を超えた分が、後に返金されたと思います。(通知書を紛失したため、憶測になります)上の画像には一時自己負担した時の金額を載せています。

高額療養費制度で、外来の診察代が返金されていれば…(されていると思います)

実質の2月の本当の自己負担額は、13万510円!となります。

それでもなかなかの金額しますね…。

3月の医療費 (窓口支払い合計:13万940円

3月は治療の関係で、2回入院しました。

1回目の入院は、

3月 1回目の入院(19日間) 入院費合計8万2900円

入院費自己負担額:5万7600円(限度額適用認定証使用:区分エ)

入院中の食費:2万5300円

入院費の自己負担額を超えたため、2回目の入院費はかからず食費のみでした。

3月 2回目の入院(4日間) 入院費合計5,060円

入院費自己負担額:0円(限度額適用認定証使用:区分エ)

入院中の食費:5,060円

高いけれど、高額療養費制度は、本当にありがたかったです。

外来診察と薬代は合計で、自己負担額の5万7600円を超えておらず、妻とも保険が違うため、そのまま自己負担となったと思います。

そのため、窓口支払いが実質の自己負担となり、返金はありません。

実質の3月の本当の自己負担額は、13万940円!となります。

いかがでしたでしょうか?

返ってくるお金もあるとはいえ、なかなかの支出でした。貯金をして対応できる方は、それが一番よいですが、対応できない方は、保険の見直しをしてもよいかもしれません。

僕たちの家計は貯金0でしたが、民間保険でがんで多額の保険金が下りる保険と、医療保険に加入していたため、家計破綻することは防げました。

僕たちは、一つの保険会社のファイナンシャルプランナーに相談して、家計簿を見直しながら、自分たちの家計に合わせた保険を組んでもらいました。

もし、もしもの時の備えが不安な方は、保険に入る入らないに関わらず、急な支出に備えることができているかを一度、家計の相談をファイナンシャルプランナーに相談されるといいかもしれませんね。

4月のがんの治療費→

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ゆう(夫)&はる(妻)
ゆう(夫)&はる(妻)
2児を育てる親
ゆう(夫)ががんになり、闘病と育児をしながら日々の家計を黒字にするため奮闘中です。趣味は、夫婦でお金の勉強をすることと、ゲームをすること。
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