2022年7月の実際のがんの治療費(自己負担額)

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この記事では、7月の治療費や骨髄移植の体験について紹介したいと思います。
7月 治療費

7月は、いよいよ骨髄移植のための入院をします。
7月初旬から入院しましたが、退院できたのは10月だったため、7月~10月の入院費は10月にまとめて支払いします。
そのため、今月の支払いは外来の費用のみとなっています。
病院での検査費用は、3万9660円で、薬局での薬代は、1万3161円でした。
そのため、今月の治療費は、合計5万2821円でした!
次回は、10月分の支払いの紹介ですが、7・8・9・10月の入院費と食費と外来費が 果たしていくらかかるでしょうか…。
骨髄移植の体験
骨髄移植の体験について、僕の経験を簡単にお話しします。
他人(僕の場合は親)の免疫を、自分の体に入れる前に、
抗がん剤を行い、その後放射線を3日間ほどかけて、
僕が死なない程度に調節して、体に浴びます。
自分の体の免疫機能がほぼ0になるまで取り除きます。
正常の状態で3500~9000個ある白血球の数が、この治療で100以下になりました。
そして、準備が終われば、他人の免疫を点滴で1時間くらいかけて入れていきます。
僕の場合は、ハプロ移植だったので、父の免疫をもらいました。
骨髄移植では、時間をかけると移植する細胞が死んでしまうため、できるだけ早く入れたほうがいいそうですが、
僕の場合は、初期のスピードではアレルギー反応?(咳やかゆみ)がでたので、少しスピードを落として移植してもらいました。
僕が想像していた骨髄移植は、臓器移植のようなメスとか使う手術のイメージがありましたが、
実際は、点滴で行われることに驚きました。
移植後は、生着といって、もらった免疫が体に定着するまで、HCUで過ごしました。
HCUとは、集中治療室(ICU)と一般病棟の中間に位置する病棟のことです。
生着を待つ間は、体はだるく、嘔吐や下痢もひどくなるため、おむつが必要になるほどで、とてもしんどい体験をしました。
吐き気がして食欲も落ちるため、本来なら鼻から胃にかけて栄養を送る管を通すのですが、
僕の場合は、どうしても管があることによる嘔吐反射が抑えられなかったので、がんばってなんとか食べていました。
僕は無事に、もらった免疫は20日ほどで生着しましたが、生着してもまだまだ入院中は大変でした。
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